ARENA Internet Mailer 1.0.2 お読みください
[Tuesday, October 27, 1998]
ARENA Internet Mailerをダウンロードしていただき、ありがとうございました。このファイルには、ARENAを使い始めるための簡単な情報と、ソフトウェアライセンス契約について記されています。なお、ARENAに関するより詳しい情報は、随時ホームページに掲載しておりますので、どうぞお越しください。 |
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ARENA Internet Mailerに関する最新情報は、インターネットホームページで公開しております。重要な情報はトップページに掲載されますので、ぜひ頻繁にチェックされることをお勧めします。
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ARENA Internet Mailerのインストール
ARENAでは特別なインストール作業は不要です。任意の名称のフォルダ(例えば「ARENAフォルダ」)にARENAのアプリケーションを入れ、ARENAのアプリケーション本体をダブルクリックして起動してください。すると、ARENAは自動的に必要なフォルダを自分がいるフォルダの中に生成します。
一般に、ARENAはシステムフォルダには何もインストールしません。基本的に全てがARENAのアプリケーションが含まれるフォルダだけで完結しています。Microsoft社のソフトのように、システムフォルダが汚れることはありません。
旧バージョンからのバージョンアップ方法
アプリケーション本体を入れ替えてください。つまり、Finder上で今まで使っていたARENAのアプリケーションと同じ場所に新しいバージョンを置き、新しい方を立ち上げてください。
1.0 Beta 5からバージョンアップされる方は、あらかじめPOPサーバーから全てのメールを受信し、POPサーバーを空(メールが1通もない状態)にしてからお使いください。1.0 Beta 6以降でPOPサーバーに残してあるメールの既読・未読を判別する方法が変更になっているためです。これをしていただければ、後は単にアプリケーション本体を入れ替えるだけです。
Internet Configを使って基本設定を行う
ARENAでは、Internet Config(インターネット設定)から設定データを取ってこれるようになっています。もちろん、Internet Configなしで自分でデータを入力しても使えますが、ここではInternet Configの設定から自動的に設定データを取得する方法を説明します。
Internet Config(インターネット設定)は、Mac OS 8以降でシステムにバンドルされているほか、こちらで配付されています。
なお、Mac OS 8.5では、Internet Config(インターネット設定)ではなく、「インターネット」コントロールパネルが装備されています。Mac OS 8.5を使っている場合、ARENAはインターネットコントロールパネルで現在選択されている設定の情報を参照します。
【1】
Internet Config(インターネット設定)を起動します。ARENAの利用に必要な情報は、ウインドウの左上の「個人情報」「電子メール」の2枚のパネルで入力します。
「個人情報」では、「名前:」「所属:」「署名:」の欄がARENAで利用できます。
「電子メール」では、最初の4つの項目を入力しておいてください。
- メールアドレス(例:somebody@xxx.co.jp)
- メールアカウント(例:somebody@mail.xxx.co.jp)
- メールパスワード
- SMTPホスト(例:mail.xxx.co.jp)
メールアカウントの欄には、「ログイン名@POPサーバーのホスト名」の書式で入力するのがポイントです。
Mac OS 8.5をお使いの方は、インターネットコントロールパネルを開き、「個人情報」パネルの「基本情報」と、「電子メール」パネルの「電子メールアカウント情報」の項目を入力してください。
【2】
Internet Config(インターネット設定)、またはインターネットコントロールパネルでの入力が済んだら、ARENAを起動し、編集メニューから「簡易設定」を開き、現れるパネルで「Internet Configを参照」にチェックを入れてください。するとInternet Configで入力した設定がグレーの文字で表示されます。
OKボタンを押してダイアログを閉じれば、ARENAを使う準備が整いました。
なお、さらに詳しい設定は「アカウント設定」および「一般設定」で行えます。ヘルプメニューから「ARENAヘルプ...」を選択してマニュアルをご参照ください。
【3】
Microsoft社の製品には、このInternet Config(インターネット設定)の設定を勝手に書き替えてしまうものがあります。ご注意ください。
簡易設定で必要な情報
ARENAではさまざまな設定が可能ですが、普通に使うためには、編集メニューから「簡易設定」を開き、現れた最初のパネルだけを埋めればいいようになっています。ここではInternet Config(インターネット設定)やインターネットコントロールパネルで設定した情報を使わない方向けに、「簡易設定」で必要な情報に関して詳しく説明します。
これらの説明は、簡易設定で「?」アイコンをクリックして表示されるバルーンヘルプでも読むことができます。
あなたの本名
この欄にはあなたの本当の名前を入れてください。アルファベットで入力するのが一般的ですが、日本語でもかまいません。スペースで区切ることもできます。メールを出した時、この名前がメールアドレスの後に付きます(例:Taro Suginami)。
POPサーバー
ARENAを使うためには、POP(Post Office Protocal)サーバー(メールを受信するときに接続するサーバーです)が動いているコンピュータ上にアカウントがなければなりません。この欄には、POPサーバーのコンピューター名(ホスト名)を入力してください(例:mail.xxx.co.jp)。わからなければ、プロバイダーもしくはネットワーク管理者に尋ねてください。
ユーザー名
POPサーバーに接続するときのユーザー名を入力してください(例:taro)。通常、メールアドレスの「@」より左側がこれにあたります。
POPパスワード
POPサーバーのパスワードを入力してください。わからなければ、プロバイダーもしくはネットワーク管理者に尋ねてください。
SMTPサーバー
SMTPサーバーはメールを送信するときに接続するサーバーです。この欄には、SMTPサーバーのコンピューター名(ホスト名)を入力してください(例:mail.xxx.co.jp)。通常は、3行上で指定したPOPサーバーと同じになります。わからなければ、プロバイダーもしくはネットワーク管理者に尋ねてください。
メールアドレス
この欄にはあなたのメールアドレスを入力してください。自分のメールアドレスはご存じですね?(例:taro@xxx.co.jp) ユーザー名とドメイン名が@(アットマーク)でつなげられたものです。
ソフトウェアライセンス契約
ARENA Internet Mailerを利用するには、下記のライセンス契約に同意して頂く必要があります。最後までライセンス契約を読み、同意後にソフトウェアを使用してください。
ARENA Internet Mailer ソフトウェア試用・使用ライセンス契約書
この契約書は、ライセンサーが配付するソフトウェア「ARENA Internet Mailer」を、お客様がご試用またはご使用する際の条件を記したものです。
「ARENA Internet Mailer」をご試用またはご使用された場合は、下記の条件に合意したことを意味します。お客様がこの条件に同意されない場合は、「ARENA Internet Mailer」を試用または使用せずに破棄してください。
●定義
以下は、本契約書のすべてに共通に適用される用語の定義です。
「本ソフトウェア」とは、お客様に提供されるソフトウェア「ARENA Internet Mailer」に含まれるすべての情報をいいます。
「ライセンサー」とは、東京都杉並区荻窪5丁目22番5-306号に本社を置く有限会社アリーナプロジェクトとその関係会社をいい、本ソフトウェアに関する著作権その他の知的所有権等の一切の権利を保有しています。
●試用と正規導入
本ソフトウェアは、「試用期間制限版」として配布しております。簡単な手続きで「キー」を購入することで、正規導入することができます。
お客様は正規導入前であっても本ソフトウェアのすべての機能を下記の「ライセンス条件」の範囲で試用することができます。ただし、本ソフトウェアを使い初めてから3週間を経過すると、起動しなくなります。
試用の結果、本ソフトウェアの正規導入を希望される場合は、再度、下記の「ライセンス条件」をご精読ください。ライセンス条件に合意される場合は、ARENA Internet Mailerホームページ(http://www.arena-p.co.jp/)における案内をご覧のうえ、「キー」をご購入ください。キーの料金は3,800円(税抜)です。
「キー」の購入時にお申し込み時にお客様がご指定になる「名前」「所属」の名称と、キー料金の支払い確認後に発行される「キー」を本ソフトウェアの起動時に現れる所定の場所に入力することにより、本ソフトウェアの正規導入が完了します。
●ライセンス条件
本ソフトウェアを試用または使用するライセンスを取得する条件として、お客様は以下の全項目に合意するものとします。
ライセンサーは、お客様が下記の条項のすべてに従うことを条件として、お客様の所有(リース、レンタル等のお客様のコントロール下にあるものを含む)するコンピューターで以下の制限事項を伴った本ソフトウェアの使用権をお客様にライセンスします。
- 1.著作権・所有権・その他の知的所有権
- 本ソフトウェアは、ライセンサーの貴重な財産であり、日本国著作権法及び著作権に関する国際条約によりライセンサーが著作権を有する著作物として保護されています。お客様は本ソフトウェアの著作権を侵害してはいけません。
- 本ソフトウェアが記録されている記憶装置等の媒体の所有権はお客様にありますが、本ソフトウェア自体及びそのコピーの所有権は、すべてライセンサーが保有いたします。本ソフトウェアは、一般の物品販売とは異なり、ライセンサーからお客様に対し、本契約条項に従ってのみ試用または使用することが許諾されるものです。
- お客様は、本ソフトウェアの全部または一部をリバ−スエンジニアリング、逆アセンブルまたはその他の方法で読み取り可能な形に変えたりすることはできません。
- 本契約は、ライセンサーの著作権に基づく、制限付きの使用、複製等の許諾であり、著作権の譲渡または放棄ではありません。
- 2.本ソフトウェアの配布
- 本ソフトウェアをコピーして個人対個人で譲渡またはネットワークサービスへのアップロード等の方法で、本ソフトウェアを複製して、日本国内に限り無償で頒布することを許諾します。ただしお客様が頒布できる本ソフトウェアは、すべてのファイル、データに一切の追加変更がない、ライセンサーから提供されたオリジナルの状態であることを条件とします。
- 営利目的の個人、法人、団体等が、利益を得る目的で本ソフトウェアを有料配付または他の製品と合わせて配付することを禁止します。
- 営利目的の個人、法人、団体等が、販売促進等の目的で、メディア代相当の対価を要求して有償で配付または無償で配付する場合やフリーソフトウェア集等に収録して出版販売等する場合は、事前にライセンサーの許諾が必要です。連絡先は、
- 有限会社アリーナプロジェクト
- 東京都杉並区荻窪5丁目22番5-306号
- arena@arena-p.co.jp
- です。
- 3.キーの使用制限
- お客様は、取得した「キー」に関する機密を保持し、第三者に漏洩してはなりません。
- お客様は、「キー」を譲渡、または賃貸、リ−ス、転売、頒布、もしくはその他の方法によって第三者に移転することはできません。
- 「キー」は、お客様が所有(リース、レンタル等のお客様のコントロール下にあるものを含む)するコンピュ−ターの1台でのみ使用することができます。
- コンピューターの故障や買い替えなどで本ソフトウェアを使用するコンピューターを完全に移行する場合には、「キー」を別のコンピューターに移行して利用することができます。この例外を除き、「キー」を複数台のコンピューターで使用することはできません。
- 4.本ソフトウェアの使用制限
- お客様は、本ソフトウェアをリバ−スエンジニアリング、逆アセンブルまたはその他の方法で読み取り可能な形に変えたりすることはできません。また、アイコン等、ライセンサーによって改造が認めらている部分を除き、本ソフトウェアの全部またはその一部のいずれをも修正、改造、翻訳、翻案し、またはこれらに基づいて二次的著作物を創作することはできません。
- お客様は本ソフトウェアの著作権、その他のすべての知的所有権につき、ライセンサーがその権利を保有していることを認め、本契約書に明記されている以外のいかなる権利も要求しないものとします。
- お客様が本ソフトウェアを第三者に再使用許諾または再販することはできません。
- 本条件に定めのない事項については、著作権法、その他の知的財産保護に関する法律が適用されます。
- 5.本ソフトウェアの保証と責任の制限
- 本ソフトウェアは、一切の保証または条件を伴わずに現状で使用許諾されるものとし、本ソフトウェアのもたらす成果や機能についてのリスクはすべて購入者に負担していただくことになります。
- ライセンサーは、本ソフトウェアの使用、およびその成果の的確性、正確性、信頼性または最新性等に関して保証いたしません。本ソフトウェアを使用したことにより被ったいかなる直接的、間接的または偶発的損害も保証、賠償いたしません。
- 以上をもって本ソフトウェアについての保証のすべてとし、いかなる場合でも制限保証の範囲が拡張されることはありません。
- 6.ライセンス期間
- 本ライセンスは、これが終了するまで有効です。ただし、お客様が本ソフトウェアの取扱について著作権法やその他の法令または本契約の条項の1つにでも違反したときには、ライセンサーからの通知なく自動的に終了するものとします。その場合は、ただちに本ソフトウェアを破棄していただかなければなりません。また本ソフトウェアを破棄することにより、お客様は何時でも本契約を終了させることができます。
- 7.一般事項
- 本契約は日本国法の適用を受け、日本国法に基づき解釈されるものとします。本許諾契約に関わる紛争の第一審の専属的管轄裁判所は、ライセンサーの本社所在地の管轄裁判所とします。
- お客様は、本契約を通読し、本契約がお客様とライセンサーとの本ソフトウェアのライセンスに関する唯一の合意として、その全てを了解することとします。
- お客様が本契約に違反した場合は、お客様は当該違反によって生じた損害を金銭にてライセンサーに賠償する責任を負うものとします。
リリースノート(変更点)
ARENA Internet Mailerのリリース別の変更点に関しては、以下のページにまとめてありますので、ご覧ください。
→ARENA Internet Mailer: The Journey
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